伝統と革新の融合をテーマに、
日本の古き良き伝統を継承しつつ、
常に時代を見据えて商品づくり・
提案をさせていただき
「日本美」を国内はもとより
海外に発信しております。

日本は世界に誇る器の種類を有します。磁器、陶器、漆器、ガラス、金工、木工、その他、それぞれ素晴らしい技術があり、素晴らしい職人さん、作家さんたちがいらっしゃいます。世界的にもトップクラスです。職人さん、その資材屋さん、道具屋さんが廃業し、年々その素晴らしい文化の基盤となる方々が大変厳しい状況になっているのが現実です。

日本料理の文化がそれの礎を形成していると考えられます。四季があり、四季折々に器を変え、四季を楽しむ文化があります。
北大路 魯山人氏の残した言葉で「器は料理の着物」があります。この言葉は日本料理に限らず、フランス料理、イタリア料理など様々な料理にも当てはまります。これは料理店だけではなく、家庭でも自分好みの器に料理を盛り、さまざまな器により食卓が華やかになり、家族団欒の時間をより有意義なものになると信じております。
今の世の中では仮想なものが増え、身近に手で触り、造形美や、用美を感じることが出来る食器は大事なものであり、日本が誇れる文化の一つであると考えております。
在庫について
食洗器の使用について
特に、陶器、漆器、ガラスについては食洗器の使用をお控えくださいませ。これらの素材は温度変化、乾燥に敏感であり、破損の原因になります。
電子レンジの使用について
扱い方について
HOW TO HANDLE
陶器(土もの)

陶土を原材料とされ、陶器の焼成温度は800度~1250度で磁器よりも低く、粒子が粗いため、強度は磁器よりも弱く、吸水性がございますが、軽く、温かい印象を与えてくれる器です。陶器は使い続けて育てるという楽しみ方が出来るものです。陶器には土の種類、焼き方、使う釉薬により、特徴が違い、扱い方も変わります。
食洗器、電子レンジ、直火の使用は基本避けてください。冷蔵庫での長期保管はさけてください。直火。オーブンには対応しているものもございますが、ご使用まえにお問い合わせください。
- < 購入時 >
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- 器の底がざらざらしている場合は耐水性紙やすり#600、#800、#1000の順に底がなめらかになるようにしてください。
- (目止め)鍋に器が浸るぐらいの水と、お米のとぎ汁(お米、ご飯をひとつかみ)を入れ、水の状態から弱火で20分ほど加熱し、完全に冷えるまでそのまま置き、その後、器を鍋から取り出し、水洗いし、一度完全に乾燥させてください。
注意点:一度に大量の陶器を鍋にいれ目止めをすると器同士がぶつかり、破損の原因になる恐れがありますので、ご注意ください。
- < お手入れ >
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使用前
使用後
毎使用前に陶器をお水に15-30分浸し使用いただくと、汚れが付着しにくくなります。
スポンジと中性洗剤で洗ってください。長時間の漬け洗いはシミ、臭い、カビの原因になるのでご注意ください。洗ったあとは必ず自然乾燥させてから棚などに保管してください。よく乾燥させないと、カビ、シミ、臭いの原因になります。
磁器(石もの)

陶石が原材料であり、焼成温度は1200-1400度で、陶器よりも強度が高く、粒子も細かいため、吸水せず、表面はつるつるですが少し重さはあります。磁器は基本、扱い易い器です。磁器は白を表現するのに大変重宝されたものであり、今日にある可能性を広げたものです。
直火、電子レンジ、オーブンに対応していないものもありますので、ご使用まえに必ずお問い合わせください。
- < 購入時 >
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- 器の底がざらざらしている場合は耐水性紙やすり#600、#800、#1000の順に底がなめらかになるようにしてください。
- 中性洗剤と柔らかいスポンジ(釉薬を傷つけない)で洗いお使いください。
- < お手入れ >
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- 使用後は中性洗剤と柔らかいスポンジ(釉薬を傷つけない)で洗い、水気をとり、保管してください。
漆器

日本人は漆を縄文時代から使用してきました。漆は、漆の木の樹液を使用し、強度、防水、防腐、防アルカリの作用があるため器に使用されています。一般的に漆器は扱いにくいとの印象があるかと思いますが、伝統的でちゃんとした作業工程を施された漆器はそんなことはありません。作業工程を簡略されたものや、化学物質を用いたものが出回り、そのような印象になってしまいました。漆器を適正にお使いいただければ、時間と共に艶がでて美しくなるのも漆器の特徴です。
食洗器、電子レンジ、オーブン、漂白剤の使用は避けてください。また冷蔵庫での長期保管、長期の漬け洗いはやめてください。漆は極度の乾燥、湿気、温度変化、紫外線を嫌う性質がございます。
- < 購入時 >
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- 中性洗剤と柔らかいスポンジで洗い、お使いください。
- 自然乾燥後保管してください。
- < お手入れ >
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- 極度の乾燥、湿気、日当たりのよい場所では保管しないでください。
- 欠けなどの破損が出来てしまった場合はご使用を控えてください。お直しも可能です。
- < 保管 >
- 他の素材(陶器、磁器、ガラス)と比べ、漆器は柔らかいため、他の素材と一緒に保管する場合は布などを敷いて保管、他の素材の器の上に保管してください。漆器同士重ねる場合も布などを敷いたほうが、傷がつきにくく長くご使用いただけます。
ガラス

- < 購入時 >
- 中性洗剤と柔らかいスポンジで洗い、お使いください。
- < お手入れ >
- 使用後は中性洗剤と柔らかいスポンジで洗い、水気をとり、保管してください。
- < ご使用上の注意 >
- ガラスは急激な温度変化、衝撃に大変弱いので、お気を付けください。
その為、同じ商品でも違いがあるものもございます。それは手作りの商品の魅力であり、手作りの証でございますのでご了承くださいませ。一度使用された商品については、返品、返金は出来ません。